肥満症診療ガイドライン2016まとめ part1

適当にまとめます。


肥満と肥満症

BMI25以上の日本人は全員肥満。35以上の肥満は高度肥満と呼ぶ。
・肥満と肥満症は異なるもの。
・肥満はBMIによってのみ判定されるが、肥満症は医師が判断、診断されるものであり、病気として適切に診療されるべきもの。
・肥満症は肥満のうち、肥満に起因または関連する健康障害を有するものを言う。
・高度肥満症で注意すべき合併症には、睡眠呼吸障害、心不全、腎臓病(蛋白尿や腎機能低下。放置すれば腎不全に進む。)などがある。



内臓脂肪

・内臓脂肪は消化管から肝臓に至る血管が通っている腸間膜や、大網に付着している脂肪組織である。
・内臓脂肪は、皮下脂肪と比べて減量によって減少しやすい。
・内臓脂肪の蓄積による病態メカニズムは十分に明らかになっていないが、糖代謝異常、脂質代謝異常、高インスリン血症による血圧上昇につながると想定されている。
・脂肪組織はアディポサイトカイン/アディポカインと総称される生理活性物質を賛成する内分泌臓器であり、内臓脂肪の蓄積時にはこれらの産生異常が惹起され、様々な生活習慣病の発症につながる。
・様々な疾患において内臓脂肪の蓄積が見られた場合、とにかく減少させればだいたい全部治る。



異所性脂肪

・異所性脂肪とは、皮下脂肪や内臓脂肪以外に蓄積する脂肪のこと。
・異所性脂肪は肝臓、骨格筋、膵臓、心血管系などに蓄積する。
・肝臓や骨格筋の脂肪蓄積は糖尿病やメタボの原因となる。
・5%以上の肝細胞内に脂肪化が認められる状態を脂肪肝と呼ぶ。
・肝臓の脂肪蓄積と内臓脂肪量、インスリン抵抗性(肝臓や筋肉がインスリンに反応せず血糖値が高いままになってしまうこと。糖尿病の原因)には相関がある。
・肝臓の脂肪は、摂取エネルギー制限などによる軽度の体重減少に伴い急速に減少する。
・骨格筋の脂肪は、摂取エネルギー制限だけでは有意に変化しない場合が多く、有酸素運動を組み合わせることで減少する。


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